▲001東錦(あずまにしき)
東京荒川堤にあった大島桜系の里桜で、花弁数は15〜20枚の大輪の優雅な品種。花は淡紅色で、つぼみは濃紅
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▲002天城吉野(あまぎよしの)
大島桜を母、江戸彼岸を父として交配した桜で、花は一重で、白色の大輪。
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▲003天の川(あまのがわ)
東京荒川堤にあった里桜で、樹姿がほうき状となり、淡紅色の花が上向きに咲く珍しい品種。花弁数は10〜20枚
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▲004綾錦(あやにしき)
北海道松前町の浅利政俊氏が「松前早咲」の実生の中から選出育成したもの。花は淡紅色の大輪で、花弁数30枚弱、花つきがよい
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▲005有明(ありあけ)
淡紅色の花で、八重と一重が混じって咲く大島桜系の里桜で、芳香に富む。
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▲006市原虎の尾(いちはらとらのお)
京都洛北市原にあった桜で、その咲く有様は虎の尾のようで、花は淡紅白色で、花弁数は30〜40
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▲007一葉(いちよう)
東京荒川堤にあった里桜で、花芯から1本の葉化した雌しべがでるのでこの名がある。花は淡紅色で、花弁数は25枚程あり満開時には白味がかる
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▲008早晩山(いつかやま)
東京荒川堤にあった名桜で、花は大輪、花弁の先端に深い切り込みがあるのと花弁の中央に紅の縦線が入るのが特徴で、花は淡紅味を帯びた白色。
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▲009糸括(いとくくり)
江戸時代から知られている桜で、花は淡紅色、花弁数は10〜15
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▲010妹背(いもせ)
花は濃淡になった紅色で、時に一つの花に実が二つ、対になってつくことから、この名が付けられた。花弁数は30枚程あり、二段咲きが見られる
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▲011伊予薄墨(いようすずみ)
松山市西法寺に原木のある桜で、花は淡紅色で、花弁数は10〜20枚あり、小輪咲きの優雅な里桜。
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▲012鬱金(うこん)
古くから知られた桜で、江戸時代に京都知恩院に植えられていた。樹姿は直立高木で、花が淡黄緑色のショウガ科のうこんの根の色に似ていることから。花弁数は10〜15枚
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▲013雨情枝垂(うじょうしだれ)
詩人の野口雨情氏の邸内(現在の宇都宮市鶴田町)にあったところから、その名が付けられた。花は淡紅色で、花弁数は20〜26枚ある。
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▲014馬路(うまじ)
丹波馬路村(現在の京都府亀岡市)にあった美しい桜で、桐ケ谷に似ている。
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▲015浦和(うらわ)
浦和の桜愛好家が育成した品種で、花は淡紅白色
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▲016永源寺(えいげんじ)
滋賀県の永源寺の境内にあった里桜でこの名がついた。花は香りがやや強く淡紅色から白色に変わり、大輪で下垂する。
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▲017江戸(えど)
江戸に多く植栽されていたので、一名「あずま桜」といわれている。花は淡紅色で、花弁数は15枚程あり、大輪で多数密生し、やや垂れ下がって咲く。
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▲018大沢桜(おおさわざくら)
京都嵯峨野の大覚寺境内にある大沢池畔にあった非常に美しい淡紅色八重で、花弁数は15〜18枚の優雅な里桜である。
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▲019大島桜(おおしまざくら)
伊豆七島などに自生する桜で、花は大きく一重の白色で芳香がある。潮風煙害に強い
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▲020大提灯(おおぢょうちん)
球形の大輪の花が提灯のようにぶら下がって咲く。花は淡紅色を帯びた白色
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▲021大手毬(おおでまり)
多数の花が枝の先に密生して咲き、大きい手毬の状態となるところから、この名が付けられた。花は、中輪の淡紅色
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▲022奥都(おくみやこ)
咲き始めは淡紅色であるが、満開時には白色となる。直径4〜4.5、花弁数は20枚の八重桜である。
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▲023御室有明(おむろありあけ)
京都御室の仁和寺にある代表的な里桜で、足もとから淡桃白色の花が咲き、低木状をなしている。一重八重の優雅な品種
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▲024思川(おもいがわ)
栃木県小山市の修道院にあった十月桜の種から育成された桜である。修道院の下を流れる川の名にちなんで、この名が付けられた。花は淡紅紫色で、花弁数は6〜10枚ある。
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▲025春日井(かすがい)
奈良春日山の麓にあった桜を京都市の佐野藤右衛門氏が接木育成した桜。花は淡紅色で、花弁数は15〜20枚
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▲026鎌足桜(かまたりざくら)
千葉県君津郡鎌足村(現在の木更津市)に古くからある桜で、花弁数は30〜40枚あり、花弁の先が細く屈曲して鎌形をしている。花は淡紅色
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▲027寒桜(かんざくら)
寒緋桜と山桜の雑種といわれ、花は一重の淡紅色で、3月上旬に他の桜に先駆けて咲き始める。
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▲028簪桜(かんざしざくら)
佐野藤右衞門氏が東北の旅の途中、見つけた桜で、花が婦人の簪に似ているところから。花は淡紅色で、花弁数は14〜31枚
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▲029関山(かんざん)
明治初年東京荒川堤の桜として有名になった桜で、花は濃紅大輪で、花弁数は30枚程
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▲030関東有明(かんとうありあけ)
東京にあった有明桜で、淡紅白色の大輪の優美な花
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▲031祗王寺祗女桜(ぎおうじぎじょざくら)
京都祗王寺にある桜で、「平家物語」の祗王祗女にちなみ、この名が付けられた優雅な桜。花は淡紅色で少し芳香があり、花弁数は15枚程ある。
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▲032菊桜(きくざくら)
花弁数が100〜200枚と非常に多く、菊の花に似た優雅な桜である。花は淡紅色である。
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▲033黄桜(きざくら)
樹姿は直立形、花は黄色で、花弁数は10〜15枚あり、直径4cmもある大輪の八重で旗弁がある。
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▲034衣笠(きぬがさ)
京都平野神社境内にあった一重桜で、花は淡紅色である。神社の後方には、衣笠山と呼ばれる山があり、発祥地との説もある。
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▲035貴船雲珠桜(きぶねうずざくら)
京都洛北の貴船にある雲珠桜で、明治初年鞍馬寺から拝領したものと伝えられている。一重で淡紅色の清楚な桜である。
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▲036御衣黄(ぎょいこう)
花は黄緑色で、開花が進むにつれて花弁の中心に紅色の縦線が現われる大変珍しい品種で、花弁数は15枚程
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▲037桐ケ谷(きりがや)
鎌倉桐ケ谷にあった大輪の花で、紅色の一重八重の美しい品種。
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▲038麒麟(きりん)
東京荒川堤にあった里桜で、花は濃紅紫色で、花弁数は30〜35枚の気品の高い品種
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▲039黒田百年(くろだひゃくねん)
京都府京北町の黒田神社境内にあった名桜で、佐野藤右衛門氏によって、接木し育成された。明治百年を記念して命名
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▲040兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)
金沢兼六園にある有名な桜で、花弁数は多いもので300〜350枚あり、日本で花弁数の最も多い珍しい桜で、原木は天然記念物に指定されていた。花は淡紅白色。
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▲041紅華(こうか)
北海道松前町の浅利政俊氏が実生の中から選出育成した桜で、濃紅色の花が密生して咲き、咲き方が華やかであるとことから。花弁数は30〜40枚
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▲042高台寺(こうだいじ)
京都洛東高台寺の玄関口にある桜で、花は淡紅白色、花弁数は10〜15枚の優雅な大輪の桜
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▲043幸福(こうふく)
北海道松前町法幢寺(ほうどうじ)にあった八重桜の種子から誕生した桜。幸運にも1本生き抜いた桜から、この名が付けられた。花は淡紅色で、花弁数は15〜20枚。
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▲044九重(ここのえ)
大島桜系の里桜で、花は淡紅色で、内側も外側も花びらが同色の美しい桜
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▲045御信桜(ごしんざくら)
京都の佐野藤右衛門氏が作出した桜で、西本願寺元門主の大谷光瑞氏が命名したという。 花は淡紅色で、花弁数は30枚程。
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▲046小手毬(こでまり)
大手毬と同様であるが、花は小さい手毬の状態となるところから
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▲047琴平(ことひら)
香川県琴平神社境内にある山桜系の桜で、花は微淡紅色で、のちに白色となる。花弁数は6〜15枚
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▲048駒繋(こまつなぎ)
親鸞上人が駒をつないだと言い伝えられている有名な桜で、花は白色帯紅の大輪一重で、太白に似ている。
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▲049作並山(さくなみやま)
淡紅色の八重咲き、花期は4月下旬とかなり遅い。
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▲050笹部桜(ささべさくら)
水上勉氏の小説「桜守」のモデルとなった笹部新太郎氏が、実生の中から選出育成した桜。 直立高木で成長が速く、花は淡紅色で、花弁数は14枚程度の中輪
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▲051佐野桜(さのざくら)
京都の佐野園において、山桜の実生約1万本中より八重の優雅な花が咲いたので、牧野富太郎博士がこの桜を佐野桜と命名した。花は開花が進むと白色となる。
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▲052塩竈桜(しおがまざくら)
仙台塩竈神社にあった八重桜で、大輪の花が密生して咲く。花は淡紅色で、花弁数は35〜50枚で縦しわがあり、先端は切れ込みが多く、雌しべが緑色葉化している。
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▲053静香(しずか)
北海道松前町で「天の川」と「雨宿」を交配育成させた桜。花は白色で、花弁数は15〜20枚あり、芳香がある。
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▲054枝垂桜(しだれざくら)
彼岸桜の突然変異品で、幹の高い所から枝が横にひろがりそれより細い枝が長く垂れ下がって誠に優美である。花は一重の淡桃色。
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▲055芝山(しばやま)
東京荒川堤にあった一重の桜で、つぼみは極淡桃色で、開花後白色となり少し香りがある
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▲056朱雀(しゅじゃく)
昔、京都朱雀にあった有名な桜で、直径4、花弁数は10枚程あり、花は淡紅色で、外弁はやや濃紅、やや垂れ下がって咲く
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▲057十六日桜(じゅうろくにちざくら)
松山市の龍隠寺(廃寺)にあった桜で、桜花を見ずに死ぬのは心残りという病父の望をきいて、孝子吉平が桜に祈念したところ、旧暦正月16日というのに桜を咲かせたという伝説のある桜。花は、白色で一種の里桜。
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▲058数珠掛桜(じゅずかけざくら)
新潟県京ケ瀬村の梅護寺にある桜で、花は淡紅色黄桜系で、親鸞上人が桜に数珠をかけられたという故事から、この名が付けられた。花弁数は200枚程
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▲059鐘馗(しょうき)
東京荒川堤にあった桜。
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▲060松月(しょうげつ)
東京荒川堤にあった名桜で、平野神社の平野撫子に似ている。花は最初淡紅色で、次第に白色となり、花弁数は25枚程で、葉化雌しべがある
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▲061白菊桜(しらぎくざくら)
純白の菊桜で、直径4.5以上にもなり、花弁数は100〜140枚程
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▲062白雪(しらゆき)
東京荒川堤にあった里桜系の名花で、花は白色の一重で、花つきが多い優美な品種
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▲063白妙(しろたえ)
昔、東京荒川堤に移植された大島桜系の里桜の一種で、花は白色の大輪で、10〜15枚
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▲064心田(しんでん)
京都嵯峨野の天竜寺にある塔頭滋斉院の玄関脇の桜で、御所の御車返の一種である。滋斉院の管主稲葉心田の名前から、この名が付けられた。
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▲065水晶(すいしょう)
花は、白色で小輪ではあるが気品が高い。 花の外側はわずかに淡紅色を帯び、 散る間際になると中心が紅色を帯びる。 花弁数は20〜50枚で、先端に切込みが多く変化に富んでいる。
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▲066墨染(すみぞめ)
東京荒川堤にあった桜で、花は淡紅白色、直径は大きく、一重の里桜。若葉の色がやや暗い感じがするところから、この名が付けられた。
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▲067仙台屋(せんだいや)
高知市内の仙台屋という店の庭に植えられていた桜で、牧野富太郎氏が名付けたと言われている。花は一重、淡紅紫色
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▲068千里香(せんりこう)
東京荒川堤にあった桜で、芳香があるためこの名が付けられた。花は大輪白色で、花弁数は5〜7枚
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▲069染井吉野(そめいよしの)
江戸末期頃、駒込染井村の植木屋が初めて出した品種と伝えられる。成育が速く接木が簡単なため、急速に日本各地に広がった。
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▲070泰山府君(たいざんふくん)
東京荒川堤にあった品種。この名は花が散るのを惜しんで泰山府君(中国の泰山の神)を祭り、花の命を長らえたという故事から付けられたが、現在の桜が同一かは明らかでない。 花は淡紅色で花弁数は50〜60枚
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▲071太白(たいはく)
日本で品種がなくなり、昭和5年イギリスの桜の収集家イングラム氏から接穂が寄贈され、佐野藤右衛門氏が接木育成したもので、一重白色大輪の名花
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▲072手弱女(たおやめ)
京都平野神社境内にある桜で、花は淡紅色で中輪。花弁数は15〜20枚で、内に抱えるような形となり美しい桜
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▲073高遠小彼岸桜(たかとおこひがんざくら)
長野県高遠町の高遠城址にある県天然記念物に指定されている桜。花はやや小ぶりの一重桜、花の色は濃い紅色で、枝が見えなくなるほど花を付ける。
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▲074瀧香(たきかおり)
東京荒川堤にあった桜で、つぼみは淡紅白色、花は白色で芳香がある。時には旗弁がある。
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▲075千原桜(ちはらざくら)
淡い緑を含む白色の花弁は、染井吉野の1.5倍と大きく、1本の小枝に一重と八重とが咲き乱れる様は、誠に見事。
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▲076名島桜(なじまざくら)
金沢市の旧制第四高等学校(現在の金沢大学)にあった桜。花は淡紅色で、花弁数は100〜200枚。
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▲077南殿(なでん)
チョウジザクラと里桜との間に生じた桜と推定され、花は淡紅色で、花弁数は14〜20枚
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▲078奈良八重桜(ならやえざくら)
日本で最も古くからある八重桜で、昔より歌にも詠まれている有名な桜である。花は淡紅色で、開花が進むにつれ白色となり、花弁数は20〜50枚。
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▲079匂桜(においざくら)
山桜で天然品種の香桜
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▲080二尊院普賢象(にそんいんふげんぞう)
京都嵯峨野の二尊院にあった由緒ある名桜。親木は枯死したが、佐野藤右衛門氏の接木により後継樹が残っている。花は菊桜系の濃紅色で、花弁数は80〜150枚
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▲081二度桜(にどざくら)
1本の木に、一重、八重、二段咲きの花があり、二段咲きでは、外側の花が開花し、内側の花が遅れて開花するので、二度桜という。
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▲082花笠(はながさ)
北海道松前で、「福禄寿」の実生から選出育成した大輪の美しい桜で、雌しべが葉化し、その形状が花笠に似ているので、この名が付けられた。花は紅色で、花弁数は30枚程。
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▲083花染衣(はなぞめい)
北海道松前で育成された桜。花見時の衣装である花染衣(ハナゾメゴロモ)にちなみ、この名が付けられた。花は淡紅色の八重咲き、直径は4.5の大輪で、花弁数は40〜60枚
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▲084林一号(はやしいちごう)
仙台の植木屋林氏が初めて育成した新しい八重桜で、花弁数は25〜30枚ある。花は淡桃色で楊貴妃に似ている
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▲085林二号(はやしにごう)
林一号に続き育成された八重桜で、花弁数は15〜18枚ある。花は淡紅紫色。
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▲086萬里香(ばんりこう)
東京荒川堤にあった桜で、芳香が良いのでこの名が付けられた。花は白色で、花弁数は20〜25枚。
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▲087日暮(ひぐらし)
東京荒川堤にあった品種。花は外側の花弁の先端と外面は淡紅紫色内側の花弁はほとんど白色である。花弁数は約20枚
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▲088緋桜(ひざくら)
花は大輪濃紅色で、花弁数は30枚程。
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▲089日吉桜(ひよしざくら)
滋賀県坂本の日吉神社境内にある赤茶芽の山桜。花は淡紅色で、直径3.5、花弁数は30枚程
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▲090平野妹背(ひらのいもせ)
京都平野神社境内にあった桜。花は紫味を帯びた淡紅色で、開花につれ淡紅白色になる。 花弁数は22〜25枚で、花は横向き又は下向きに咲く。
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▲091平野突羽根(ひらのつくばね)
京都平野神社境内に古くからある菊桜で、花は淡紅色又は紅色で、花弁数は100枚以上で250枚に達するものもあり、垂れ下がって咲く。
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▲092平野撫子(ひらのなでしこ)
京都平野神社境内にあり、花弁に撫子の花のように切り込みがある。花は大輪の淡紅色で、花弁数は40枚程
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▲093平野寝覚(ひらのねざめ)
京都平野神社境内にある桜で、花は白色。
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▲094福禄寿(ふくろくじゅ)
東京荒川堤にあった大島桜系の里桜で、花は淡紅色で、花弁は波打つようなしわがあり、かたい感じがする。花弁数は15〜20枚あり、大輪として代表的なもの
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▲095普賢象(ふげんぞう)
室町時代から京都地方にある有名な桜で、花の中から葉化した二つの雌しべが突き出し、その先端が屈曲する。その状態が、普賢菩薩の乗る象の鼻に似ているところから、この名が付けられた。花は淡紅色であるが、開花が進むにつれ白色となり、花弁数は20〜40枚。
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▲096不断桜(ふだんざくら)
三重県白子町寺屋(現在の鈴鹿市)の白子観音境内にある有名な桜で、10月から翌年4月下旬まで開花する。特色は寒中でも葉が落ちないことで緑葉と紅葉が混じり、また若葉が絶えず出る。花は一重咲きの白色。
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▲097紅笠(べにがさ)
北海道松前で、「糸括」実生の中から選出育成されたものである。花は淡紅色で、直径5〜6もある大輪で、花弁数は50〜60枚
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▲098紅時雨(べにしぐれ)
北海道松前で、「東錦」の実生の中から選出育成された淡紅色の美しい桜である。紅色の豊な花が垂れ下がって咲くことから。花は濃紫紅色で、花弁数は28〜40枚
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▲099紅玉錦(べにたまにしき)
北海道松前で、八重霞桜と里桜を交配育成された桜で、つぼみが紅の玉のようになり、花が球状になる。花は淡紅色の大輪で、花弁数は40〜50枚。
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▲100紅手毬(べにてまり)
小手毬と同様であるが、花が赤い手毬の状態となるところから。
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▲101紅虎の尾(べにとらのお)
古くから京都で栽培されていた桜といわれ、その咲く有様は虎の尾のようで、花は淡紅色
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▲102紅南殿(べになでん)
京都の佐野藤右衛門氏が栽培していた桜。花は紅紫色
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▲103紅豊(べにゆたか)
北海道松前で育成された桜。花は濃紅色で豊かな重弁(花弁数は15枚程)の桜
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▲104箒桜(ほうきざくら)
「ヤマザクラ」と「シナミザクラ」との間に生じた桜と考えられる。 竹箒を逆さに立てたような樹形を作る。 花径3cm程の花は淡紅色の長楕円形で、花弁数は20〜30枚
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▲105法明寺(ほうみょうじ)
京都府美山町の法明寺境内にあつた名花を、佐野藤右衛門氏が接木育成し、命名した。花は淡桃白色
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▲106帆立(ほたて)
花は白色で、雄しべの1〜2本が花弁化して、帆を立てたような形をしているところから
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▲107牡丹(ぼたん)
大島桜系の里桜で、花はふっくらした牡丹の花を思わすような淡紅色の優雅な大輪で、花弁数は15枚程
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▲108松前(まつまえ)
北海道松前町桜見本園で浅利政俊氏が「糸括(いとくくり)」の実生から選抜した美しい里桜である。花は蕾濃紅色、開花後紅色、花径5〜5.5cmと大輪花で、花弁数は35〜42枚
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▲109松前琴糸桜(まつまえこといとざくら)
桜研究家の浅利政俊氏が、昭和34年北海道松前町で毬山家の庭にあった無名の八重桜の大木の種子から作り出した桜。花弁数は40〜45枚で、開花後紅色から淡紅色
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▲110松前紅紫(まつまえべにむらさき)
北海道松前郡松前町の浅利政俊氏が、 江戸(品種名)と里桜を交配育成することによって生まれた品種。 花の蕾は濃紅紫色、開花後に紅紫色になり、花径は4.5〜5.5cm、花弁数は35〜45枚の大輪の花が鈴なりに着き、下向きに咲く美しい桜
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▲111御車返(みくるまがえし)
京都御所にあった里桜の一種。後水尾天皇がこの花の前を通られたところ、花が余りにも美しかったので、再びお車を返して観賞されたという故事により。花は淡紅白色
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▲112都錦(みやこにしき)
京都御所にあった桜で、花は淡桃白色で、花弁数は20枚程
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▲113八重曙(やえあけぼの)
花は淡紅色で、花弁数は11〜17枚あるが、部分により濃淡がある。芳香に富む
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▲114八重紅大島やえべにおおしま(みやこにしき)
花は淡紅色の八重咲き、大島桜系の一品種で、花弁数は26〜35枚、少し香りがある。
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▲115八重紅枝垂(やえべにしだれ)
仙台の伊達家にあった桜で、明治初年、仙台市長の遠藤氏が植えたため「遠藤桜」とも呼ばれている。花は真紅の八重で花弁数は15枚程あり、極めて美しい。
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▲116八重紫桜(やえむらさきざくら)
紫桜の重弁の品種。植物生理学者の三好 学氏が小石川植物園において紫桜の実生を栽培したところ、重弁のものが生じた
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▲117弥彦(やひこ)
新潟県弥彦神社にある菊桜系で、花弁数は100枚程あり、二段咲きをする。
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▲118山越紫(やまこしむらさき)
典型的な山桜系の桜で、花は淡紅色の一重
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▲119夕暮(ゆうぐれ)
花は大輪の淡桃色で、夕暮に美しいといわれ、花弁数は10枚程ある里桜で、芳香がある
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▲120楊貴妃(ようきひ)
昔、奈良地方にあった桜で、つぼみは濃紅色であるが、開花時には淡紅色となり、花色も優れ豊満。花弁数は、20枚程
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▲121養老桜(ようろうざくら)
直径3の白色の花で、花弁数は5〜8枚の一重八重桜。
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▲122蘭蘭(らんらん)
北海道松前で、「白蘭」と「雨宿」との交配から選出育成された桜。花は白色に近く、外面は淡紅紫色。花弁数は15〜20枚
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▲123六高菊(ろっこうぎく)
花は淡紅白色で菊桜の系統である。旧制第六高等学校(現在の岡山大学)の校庭にあつたところから
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